<プレスリリース>

2019.07.08

「越境」による官僚の新たなキャリアづくりが始動

7/30(火)、「官僚が行う副業・兼業などの越境活動」をサポートするイベントを開催


 一般社団法人トライセクターは、7/30(火)19:30より、「官僚が行う副業・兼業などの越境活動」を支援し、地方公共団体や一般社団法人をはじめとした、公益を目的とする幅広い非営利団体と官僚との間のマッチング・伴走支援を行うためのイベント「国家公務員よ、越境しよう。-令和元年、キャリアづくり新時代-」を開催します。

  1. 【イベント内容】

  2. 「国家公務員よ、越境しよう。-令和元年、キャリアづくり新時代-」
    (参加登録はリンク先(Peatix) よりお願いします)

    https://tri-sector-20190730.peatix.com/view

  3. ◆日時:令和元年7月30日(火) 19:30 - 21:40 (19:10開場)

  4. ◆参加費:無料

  5. ◆会場:SENQ霞が関 サロンスペース(千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル2F)

    https://www.senq-web.jp/dropin/kasumigaseki

  6. ◆プログラム

    19:30-19:35 オープニングトーク(山内絢人 代表理事兼理事長)

    19:35-19:50 基調講演:越境活動の意義について

    石山恒貴氏(法政大学教授/一般社団法人トライセクター 顧問)

    19:50-20:50 パネルディスカッション『「越境」による官僚の主体的キャリアづくり』

    <パネリスト>

     辻恭介氏(内閣官房内閣人事局 企画官)

     松尾真奈氏(霞ヶ関ばたけ代表/農林水産省)

     石山恒貴氏(法政大学教授/一般社団法人トライセクター 顧問)

     山内絢人(一般社団法人トライセクター 代表理事兼理事長、元財務省)

    <モデレーター>

     古屋星斗(一般社団法人トライセクター 副理事長、元経済産業省)

  7. 20:50-21:40 ネットワーキング

  1. ◆イベント詳細

  2.  昨年2018年が副業解禁元年とされ、政府が働き方改革の一環として副業・兼業の普及促進を推進する中、いよいよ国家公務員も、今年3月、一定の条件を満たせば、公益的活動を行う非営利団体(地方公共団体、NPO等)の兼業が可能であることが明確化されました。

  3.  一般社団法人トライセクターは、キャリア支援に携わってきた官僚経験者や現役官僚、起業家が理事を務め、官僚が行う業務外での公益的活動(いわゆる「越境活動」)のサポートをする団体です。

  4.  霞ヶ関だけに留まらない「越境する官僚」のキャリア開発をサポートするため、地方公共団体や一般社団法人をはじめとした、公益を目的とする幅広い非営利団体と国家公務員との間のマッチング・伴走支援を行います。

  5.  トライセクターの主催イベント第一弾となる今回のテーマは、「令和元年、キャリアづくり新時代」。 働き方改革、人生100年時代、キャリアの自律などが政府から発信される一方、当の官僚自身は、キャリアの自己決定が難しく、ジョブローテーションによる短期間の異動により、実践的な学びの場が不足しています。

  6.  「まず隗より始めよ」の精神で、高い志を持った官僚が公益的活動のための兼業を行い、国家公務員も新たな時代におけるキャリアづくりのあり方を実践していくことが求められると我々は考えています。

  7.  令和元年、次の時代の官僚のキャリアづくりが始まります。

  8. ◆参加登録方法

    以下リンク先(Peatix) よりご登録をお願いします。

    https://tri-sector-20190730.peatix.com/view

  1. ◆登壇者等プロフィール

  2. ・辻恭介氏

     内閣官房内閣人事局企画官。1976年生まれの42歳。

     同じ国家公務員の妻とともに、3人の男子(!)の子育てと仕事に奮闘する日々を送っている。個人として日々感じるさまざまな課題と、職務として担当する様々な制度や仕組みとの接点でありたいとの思いを胸に、ここ数年は、意欲と能力があれば場所と時間にとらわれず活躍できるような職場環境づくり(=働き方改革)に取り組んできた。 現在は、より社会の変化の速度が早まり、経験したことのない難題が次々とふりかかってくるであろう日本においては、「個人」がその属する組織や与えられた役割にとらわれて「知」が分散している現状から早く脱し、問題意識やパッションを同じくする「個人」どうしが有機的に連携して課題解決にあたっていく「知の融合」を実現することこそが最重要であると考え、今回のイベントの趣旨に賛同。クラシック/現代音楽コンサートの企画運営を行う(株)ミュージカリスランド P&Dの「おなじみアーティスト」としての活動をはじめ、ピアノ演奏活動にも精力的に取り組んでいる。

     1999年総務庁(現 総務省)採用。

  3. ・松尾真奈氏

     1989年生まれ。大学在学中、京都府・京丹後市にて「田舎で働き隊」として活動。そこで出会った人や風景に魅了され、2013年農林水産省に入省。本業の傍ら、食や農林水産業をテーマにした早朝勉強会「霞ヶ関ばたけ」の代表を務めるなど、国家公務員の新しい働き方を実践している者として注目を集めている。

  4. ・石山恒貴氏

     法政大学大学院政策創造研究科教授、博士(政策学)。国内外の大手企業において一貫して人事労務関係を担当、米系ヘルスケア会社執行役員人事総務部長を経て、現職。「パラレルキャリア」、「越境学習」を専門領域とし、日本における第一人者として広く発信を行う。著書に『時間と場所を選ばない パラレルキャリアを始めよう!』(ダイヤモンド社)、『越境的学習のメカニズム 実践共同体を往還しキャリア構築するナレッジ・ブローカーの実像』(福村出版)、『会社人生を後悔しない40代からの仕事術』(ダイヤモンド社)など多数。

  5. ・山内絢人

     1988年長野県飯田市生まれ同市育ち。㈱Glocal Innovation Holdings 代表取締役、一般社団法人クールジャパン協議会代表理事。長野県立飯田高校、東京大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス修士号、ケンブリッジ大学・企業法修士号取得。2011年財務省入省。入省後は、国際局(G7/G20/IMF関連政策を担当)、主計局(財政関連法規を担当)を経て退職、独立・起業。「一人の事業家として、自らが正しいと思うことをやり抜くことを通じて、世の中により良いインパクトを与えたい」との思いで、官民横断的に活動。

  6. ・古屋星斗

     1986年岐阜県多治見市生まれ。経済産業省出身、一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。一橋大学大学院(教育社会学)修了後、経済産業省入省。産業人材政策、クリエイティブビジネス振興、福島の復興、「未来投資戦略」の策定に携わり、アニメの制作現場から、東北の仮設住宅まで駆け回る。2017年同省退職。現在はライフテーマである、次世代の若者のキャリアづくりについて、民間企業にて研究者として活動する傍ら、定時制高校や職業高校において対話型キャリアづくりを実践する一般社団法人スクール・トゥ・ワークを創設。「今活かしきれていない若い力が、この国最後の埋蔵金」であると確信し、若者が活躍できる環境を実現するため、実践から研究まで活動する。

  1. 【取材について】

  2.  本イベントは、官僚が公益的活動を副業・兼業するための条件や、そうした「越境活動」の意義を議論するとともに、関係者間のネットワーキングの場を創出することで、『「越境」による官僚の主体的キャリアづくり』を促進することを目的としています。

  3.  ご多忙のところ誠に恐縮ですが、霞ヶ関発の多様で柔軟な次世代のワークスタイルの促進、ひいては「官民知識循環型社会」の実現を目指す新たな試みのキックオフの場を是非ご取材賜りたく、お願い申し上げます。

  4. 取材申し込み先:一般社団法人トライセクター事務局

    7/29(月)13:00までに、所属・氏名を記載の上、お問い合わせフォームからご連絡ください。

  5. みなさまのご参加をお待ちしています。