応援メッセージ

石山恒貴(法政大学教授、当団体顧問)

  1. 越境活動とは、自分の組織を越え、自分の枠組みを越え、自分のやりたいことと社会への貢献をうまくすり合わせる意義ある活動だと思っております。しかし、現実にそれをやろうとすると様々な抵抗にあい、それが社会の生きづらさにつながっているという現実もあると思います。しかし、トライセクターの活動により、国家公務員が民間・公共・社会の3つの垣根を超えて活躍していけば、こうした社会の構造が根本的に変わっていく可能性があると思っています。トライセクターの活動に大いに期待いたします。

小紫 雅史(奈良県生駒市長)

  1. 「官か民か」という二分法はすでに死語になりました。公務員も稼ぐ力を身に着け、民間企業の社員もパブリックを意識しなければ立ちゆかない時代です。 同時に、国家公務員も地方自治の現場を経験し、地方公務員も国家レベル・国際レベルでの変化を理解しなければ戦えない時代になっています。 国家公務員の兼業に対する制度や意識も大きく変容を始めた今日、皆さんが、「一般社団法人トライセクター」やそのイベントなども活用し、NPO法人はもちろん、生駒市のような先進自治体での兼業に挑戦し、今後のキャリア形成や人生について、考え、行動を起こすきっかけにしてほしいと思います。

桂川孝裕(京都府亀岡市長)

  1. 広い視野をもつべき国家公務員が、霞ヶ関にとどまらずに課題先進地域に飛び込み、活動の幅を広げること。そうした「越境」こそが、新しい時代を切り拓くと確信しています。本市も職員が「職場外にある様々な現場」に飛び込むことを奨励していくだけでなく、昨年より財務省から職員を幹部級で受け入れ、また今年4月からは若手職員を内閣府に派遣するなど、多様な知見を育みチャレンジできる組織づくりを進めています。ピンチをチャンスに変えてきた本市のまちづくりにも「越境」を通じて参画してもらえればと思います。